お知らせ/コラム

今、新潟県に必要な住宅ブランドを考える

「思い通りに妥協せずに家づくりができること。」

わたしたちが求める家づくりの原点はこの一言に尽きます。

わたしたちダイエープロビス株式会社では、
注文住宅の「Green Style（グリーンスタイル）」
ローコスト規格型住宅の「ニコニコ住宅新潟」
ふたつのブランドで多様化する新築住宅建築の様式に対応し、お客様のご要望にお応えしてきました。

注文デザイン住宅のお客様に於いては、「もう少しお求めやすいほうがありがたい」などのお声をいただくこと。
ローコスト規格型住宅のお客様の声の中には「もう少しこだわりたい」「さらに性能を向上させたい」といったお声をいただくことがありました。
つまり、このふたつの新築住宅ブランドで対応が困難になってきた、お客様のご要望にお応えするために発足させたのが、D-GRID HOUSINGです。

守る家。とは。

チーフデザイナー 高橋俊光

新潟県の新築住宅は、他地域と異なり、設計段階から気を付けておかなければならない点がたくさんあります。
加えて、昨今、政府が住宅の環境性能について強く訴求を進めているのが、地震に強い家づくりと、エコロジカルな住宅の建築です。

自由な設計にもかかわらず、地震に強い家で守る。

耐震等級について詳しくは後日お伝えしていきたいと思いますが、D-GRID HOUSINGの設計手法である「グリッド・デザイン」では、耐震等級取得を可能にできる状態をある程度保ちながら、お客様と一緒に間取りを考えることがしやすいのが大きな特徴になります。（耐震等級認定には、別途費用がかかります）

2024年元日にも能登半島地震があったりと、地震も多い新潟県です。当社の50年を超える歴史の中で、倒壊はもちろん、大規模な損壊があった家がないことは当社の自慢でもあるのですが、
それ以上に、自由設計であるにも関わらず、性能をしっかりと担保しやすいことは「グリッド・デザイン」の大きなアドバンテージになります。

自由な設計の中で断熱・気密性能を担保して守る。

一昔前は、「デザイン住宅」と呼ばれたり、「デザイナーズ物件」と呼ばれた注文住宅。
当社のグリーンスタイルブランドも同様に「設計士とつくる自由でここちよい家」をテーマにかかげ、光と風を家に導く設計手法で住宅のご提案を行っています。この自由な設計を実現しながら、必要な「断熱性能」「機密性能」を得るためには、設計段階での図面による細やかな指示と、優秀な施工管理者と施工技術者の確かな技術が必要になります。つまり、自由な設計に対応するために、施工時間や手間がかかってしまうことがあります。

逆に、規格型住宅では、間取りごとに細かな図面や施工計画がしっかりと作られています。そのため、高度な技術が要求されるような局面は減少し、建築コストの軽減に大きく寄与しているのですが、間取りや建物の形状の大きな変更には追従できず、必ずしもお客様のご要望が叶うといえないことがデメリットになります。

守る。を可能にする。間取りを自由にする。

D-GRID HOUSING では、新築住宅の設計を原点に返る考え方を応用しています。「グリッド・デザイン」を徹底するだけで、上記2点の「地震に対する耐久性」「断熱性能と機密性能」を追求することを可能にしています。

日本古来の建築に倣ったその方法は、ご来場いただいたときにご説明いたしますが、お客様が思うように間取りを並べていくだけで大丈夫です。

間取りを作る段階から、柱の位置が明確になり、施工方法も明確で住宅性能が明示させていただくことができることがD-GRID HOUSINGの特徴的な部分になると思います。

何より、住んでから、間取りを自由に考えることができるうえで、快適であることと、安心できること。
これらの要素で家族を守ることが、D-GRID HOUSINGを発足させた理由です。

「守る」家のコストパフォーマンス

コスパとタイパが叶う家

可視化できる設計手法「グリッド・デザイン」は、お客様とお話をしながら間取りが出来上がっていくのですが、間取りが出来上がっていく段階でも耐震性能が落ちることなく、断熱・気密性能などの施工性もセットで考えられていくため、私たちの効率も向上し、コストパフォーマンス高く性能の実現ができることがお客様にとっても大きなメリットになると思います。

今、住宅性能をしっかりと考えることは、とても大切なことです。
また、新潟県という降雪のある地域性をしっかりと鑑みた住宅の性能を、できるだけお求めやすい価格で実現することと、ご家族の住みやすいカタチに間取りを作りこんでいくこともとても大事。

どちらも妥協せずに家づくりを考えるとしたら。

D-GRID HOUSING の設計手法「グリッド・デザイン」にはそういったお客様への想いが込められています。
ぜひ、一度ご相談ください。